2006年09月15日
すったもんだの末、ようやくセパ通じてのポストシーズンの方式が決定した。ペナントの1位がそのまま優勝で、日本シリーズへの出場権を各リーグ3位までのチームが争うことになる。
提案されていた案の中でもっとも妥当なものに落ち着いた感じだ。やはり、年間約140試合戦って1位になっても、そして2位にどれだけゲーム差をつけても、プレーオフで負けたら意味がないというのは問題がありすぎる。
ただ、課題も山積みだ。まず第1ステージで2位と3位のチームが対戦し、その勝者が第2ステージで1位のチームと戦うという形式だから、最初のステージに勝ったチームのほうが勢いに乗って有利になる面もある。事実、パでは過去2年、第1ステージの勝者がリーグの頂点に立ち、そのまま日本一になっている。
また、3位のチームにまでプレーオフの権利を与えることに疑問もある。たとえば、昨シーズンのライオンズは3位になったものの、勝率が5割を切っていた。それでもプレーオフに出場できるということは、もしかしたら借金チームが日本一にというおかしなことになっていた可能性もあるのだ。
やはり、プレーオフでも出場権は2位までのチームにしぼるべきではないだろうか。もしくは、勝率が5割以下の場合は出場権を剥奪し、第1ステージを取りやめるといった形にしたほうがいい。
もしかしたら、最も面白い形はセリーグの1位とパリーグの2位、パリーグの1位とセリーグの2位といったようにクロスさせてプレーオフを開催することかもしれない。これだと日本シリーズが同じリーグのチーム同士という可能性もあるが、「プレーオフで負けたチームが弱い」という原則に従えば、こういうのもアリなのかもしれない。
ちなみに、各リーグの優勝チームが日本シリーズに出場しないと、同シリーズの価値が低下してしまうことを懸念し、プレーオフで勝ち抜いたチームをあくまでリーグ優勝とするべきだとする声もあるようだが、これは体面だけを気にした意味のない主張だ。
その考えに基づくなら、ペナントの1位が日本シリーズに出場できない時点でおかしいということになる。しかし、プレーオフが必要だという前提で話を進めているのだから、言っても仕方のないことだろう。
それに前述のとおり、ペナントでどれだけ頑張っても1位になったチームに何も残らないというのは、ファンも選手も納得できることではない。今回合意した案は、その点についてセパの共通理解が得られたことは評価に値する。
このプレーオフのことだけでなく、まだまだ日本のプロ野球界は改革の途上だ。すべては、これからの関係者の頑張りにかかっている。
投稿者 KATANA : 2006年09月15日 13:36
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