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2006年08月01日

ジーコ時代の負の遺産

日本サッカー協会オフィシャルビデオ 日本代表激闘録 アジアカップ 中国 2004 V2
 新生ジャパンの代表候補発表が8月4日に延期された。オシム監督は選考に悩んでいるようだ。

 それにしても、中澤が代表引退の意向を吐露したのには驚かされた。しかし改めて考えてみれば、それも仕方のないことなのかもしれない。

 ジーコジャパンの時代、クラブの事情や選手のコンディションなどお構いなしに召集されつづけ、しかもほとんどの試合にフル出場。さらに所属する横浜F・マリノスはA3やAFCチャンピオンズリーグに出場していた時期もあったから、中澤の負担は相当なものがあったろう。

 それを思うに、ジーコ時代の召集の強引さ、そして極端なメンバー固定の影響が未だに尾を引いている面があると言わざるをえない。過去2年間、適切な形で召集と試合での起用が行われていたら、中澤も28歳にして代表引退を考えるようなことはなかったのではないだろうか。

 ジーコ時代の負の遺産はまだある。それは、若手をほとんど起用してこなかったことだ。結果としてアテネ世代以下の選手は、ほとんど代表での経験を積むことができなかった。ジーコに日本サッカー界への長期的な展望が欠けていたせいだ。

 はっきり言って、ジーコジャパンはそれなりの成果を挙げた一方で、それと同等以上の負の遺産を残してしまったことは否めない。

 それだけにオシム監督の仕事は難しくなってしまっているが、経験豊富な彼のことだ、きっと単に代表を強化するだけでなく日本サッカー界をよりよい方向へ持っていってくれるに違いない。

【関連サイト】
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/sports/soccer/12216/

投稿者 KATANA : 2006年08月01日 12:42

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