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2006年07月12日

日本サッカー協会のつたない交渉術

 氏の日本代表監督就任問題もジェフの側が折れてくれたおかげで一安心といったところだが、今回の件はのいろいろな問題を提示している。

 まず、現役でプロチームの監督を務めている人物を無理やりに引き抜こうとする自体いただけない。仮にどうしてもそうせざるをえないにしても、当然のことながら相手先のクラブと事前に交渉するのが当然というものだろう。

 それなのに、わざとなのかうっかりなのかはわからないが、先に一般に公表してしまうなどとはつたないにも程がある。結果としてジェフのサポーターや関係者の怒りを招き、オシム氏を悩ませることになってしまったわけだが、そのようになってしまうのは必然であった。

 理想をいえば、昨年の段階からオシム氏と内々の交渉を持つべきだったのだ。Jリーグの日程は春-秋制だから、どうしたってW杯終了時は中途半端な時期になってしまう。なぜ、事前に手を打っておかなかったのか。そうしておけば、オシム氏はすんなりと代表監督を選択できたのに。

 もちろん、他の監督をリストアップしていたからというのもあるだろう。しかしそれ自体、ベンゲルのような就任が有り得ないような人物をリストアップするのがおかしいという問題もある。なぜ、現実的な選択ができなかったのか。

 さらに、もし川淵会長の“うっかり”が、世論を巻き込むことでなし崩し的にオシム氏を代表監督に就任させようという策略によるものだとしたら、あまりにもやり方が汚いといえるだろう。子供たちに顔向けできないようなことだ。

 ともかく今回の件は、あまりにもJFAの側が一方的すぎたことは事実である。ジェフの側の「悪しき前例をつくりたくない」という主張は、まったくもって正当なものだ。そして、「W杯の総括をきちんとできない協会なんかにオシムをとられたくない」というサポーターの気持ちもよくわかる。

 ジーコジャパンの反省も含め、JFAには二度とこのような騒ぎを起こしてほしくないものだ。

投稿者 KATANA : 2006年07月12日 19:08

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コメント

はじめまして。TBありがとうございました。

僕もオシム監督そのものに関しては非常に期待をよせているところですが、決め方をはじめ協会のやり方については全く満足をしていません。

ジーコ選出の際然り、今回のオシム選出の際然り、協会は少しも議論するということをしませんでした。

要は監督だけ決めて、あとは「まる投げ」。

そんなことだから、「選手を信じる」と言って結局はほとんど無策に等しかったジーコの首を切ることも協会はできなかった。

今、協会に必要なのは「議論」ではないかと思ってみたりしています。

「議論」だけで事が解決することはないでしょうが、議論すらできない風通しの悪い組織の将来は崩壊の一途を辿るのみでしょうから。

そんなわけで、機会がありましたらまたよろしくお願いしますね。

投稿者 : 2006年07月13日 00:20

私も、現在のJFAのあり方には疑問を持たざるをえません。
代表監督の選考で成功した試しがないですし、
ジーコジャパンのことも何かうやむやにされそうで不安です。

正直、川淵会長ならば変革してくれるのではないかと思っていたのですが……
最近は氏に対しても不信感が少しありますね。

投稿者 KATANA : 2006年07月13日 13:29

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