2006年07月19日

ユベントスの処分が決定したとき、セリエB(2部)落ちということでやや甘いかなという印象もあったが、改めて考えてみるとこれは単純にセリエC1(3部)へ降格されるよりも厳しいかもしれない。
ポイントは、勝ち点-30からのスタートということだ。昇格プレーオフの出場権は6位までで、昨シーズンの場合チェゼーナが勝ち点66。これを目安にすると、ユーベは勝ち点を96もとらなければならない。
これは昨シーズン1位のアタランタのそれ(81)を上回る数字で、事実上不可能に近い。ちなみに、アタランタは24勝9分9敗だった。
ユーベの場合、現実的には昇格よりも降格を気にしなければならないだろう。昨シーズンの降格プレーオフのラインは、18位の46点。つまりユーベの場合、76点以下では降格争いに巻き込まれることになってしまうのだ。
76点というと、昨シーズンの3位トリノ(21勝18分3敗)と同じ。ということは、ユーベは降格1年目から、優勝争いに絡むほどの成績を残してはじめて残留圏内にとどまれることになる。これは、主力がごっそり抜けるであろうことを考えると、けっして容易なことではないだろう。
しかも、フィオレンティーナやラツィオも一緒にセリエBへ落ちてくるのだ。昨シーズンよりもリーグのレベルは高くなると考えたほうがいい。
万が一セリエC1へ落ちることになると、最短でもセリエA復帰まで3年かかってしまうことになる。これは、直接C1へ降格処分されるよりも厳しいことだ。
しかも、C1は名目上はプロでも環境はかなり厳しい。そこまで落ちたらさらに選手が流出するだろうし、クラブの収入も絶望的なほどに激減するに違いない。そうなれば、ユベントスという歴史あるクラブの存続さえ危うくなってしまうだろう。
ユベントスは処分内容を不服としてスポーツ裁判所に上訴したが、どうなることやら。
投稿者 KATANA : 2006年07月19日 19:02
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