2006年06月20日
強いチームは勝つ
かつて、あのベッケンバウアーは「強い者が勝つのではない。勝った者が強いのだ」と言ったが、今回のW杯はその定式が当てはまらなくなりつつある。
ここまで好調なチームを見てみると、どこも戦術がしっかりとしているのがわかる。一昔前だと、ひとりのスーパースターがいるところや圧倒的なフィジカル能力に長けたチームが、戦術はずさんでも勝ち残っていくケースがまま見られた。
しかし今大会は、アフリカ勢が苦しんでいることが象徴しているように、戦術・システム面が整っていないチームは結果がともなっていない。アジアでも、イラン、サウジアラビア、そして日本にはその傾向がある。
反対にエクアドルやトリニダードトバゴは、突出した選手はいないものの組織的な動きによって大健闘を見せている。上記のアジア・アフリカ勢とは対象的だ。
やはり、組織ができていて当たり前という現代サッカーのシーンでは、選手に好きなようにプレイさせるだけでは限界があるということだろう。だからこそ、チーム間の格差が狭まってきたとも言える。ずば抜けた能力をもつ選手がいなくても、チームとしてまとまればきちんとしたゲームができるからだ。
その点、ブラジルが2連勝したものの内容に乏しいのは、この辺のことが関係しているのかもしれない。スーパースターがずらりと揃った布陣だが、もしかしたら意外なところでこけてしまうことも考えられる。
組織の弱いチームはこれからは勝てない。W杯をここまで見てきただけでも、それを実感することができた。
投稿者 KATANA : 2006年06月20日 19:55
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