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2006年06月30日
まだ正式には日本代表監督への就任が決まっていないオシム監督が、なんとジーコジャパンからはもれた松井大輔への期待を語った。
試合に出れない選手よりも、コンスタントに活躍し、なおかつまだ若い松井を起用するほうがいいとのこと。
そうだろうそうだろう。これはもう、考えてみれば当然のことだ。ヨーロッパでは中村と同等かそれ以上に高い評価を得ている選手を代表に呼ばないほうがおかしい。
かつて、ジーコは本人がいわく「日本で最もテクニックを持った選手」である中村を選出しなかったトルシエを酷評したが、奇しくもその4年後に同じようなことを彼もしたのだ。
その点、オシムはさすがというか、今後誰を中心にすえるべきかをよくわきまえている。おそらくこの調子で、阿部、今野、徳永などのアテネ世代や内舘、カレンなどのさらなる若手を起用していくだろう。
ジーコジャパンでは、韓国代表と違って若手をまるで使ってこなかったから、今後そのツケは大きいと考えざるをえない。しかし、オシムならそのツケを返してさらにお釣りが来るほどの成果を上げてくれるはずだ。期待が尽きない。
投稿者 KATANA : 12:03 | コメント (0) | トラックバック
2006年06月29日
先日アメリカで発表された『ファイナルファンタジー13』。これを見ていると、PS3の描画能力はすごいなぁと素直に感心する。
リアルタイムのグラフィックがプリレンダリング・ムービーにいよいよ近づいてきたのがわかる。前世代機ではその夢は果たされなかったが、今度こそ期待してもよさそうだ。
もちろんゲームの場合、ただ単純にグラフィックさえよければいいというものではない。だが反対に、グラフィックがいい加減でいいわけでもない。
この辺で、最近は少し勘違いがあるように思う。グラフィック傾倒への批判が行き過ぎて、どうもグラフィックを追求することそのものがいけないことであるかのように言われてしまっている。
確かに、見た目ばかりがよくても肝心のゲーム部分が面白くなければ意味がない。しかし、グラフィックがいいに越したことはないのだ。
当たり前だが、グラフィックも中身もすばらしいのが一番である。誰だって、美しいものを見たいと思うのだから。
投稿者 KATANA : 18:16 | コメント (2) | トラックバック
2006年06月27日
世界一の大富豪であるビル・ゲイツ氏の慈善団体に、世界第2位の大富豪であるウォーレン・バフェット氏が資産の大半を譲渡するという。
海外では、富豪が慈善活動をすることはよくある。しかし、その中には一種のパフォーマンスとしてやる場合や、名前を売るために行う場合も多い。
その点、今回の両者は資産のうちのかなり部分を費やしているから、そういった例とは違うと考えていいだろう。
面白いなぁと思うのは、“大富豪の中の大富豪”である人たちはお金をため込むことの虚しさをよくわかっているということだ。よく金持ちほどケチとは言うけれど、それは“小金持ち”の場合であって、本当の“大金持ち”は意外に使うべきところをよくわきまえている。
考えてみれば、億単位どころか兆に近い額の資産を持っていれば、結局はお金ばかり持っていてもどうにもならないということがよくわかるのは当然かもしれない。だから、その余分な金を慈善活動などに費やそうとするのだろう。そうしたほうが、よほど生きている実感が得られるからだ。お金の計算なんかをしているよりも。
興味深いのは、反対にみずから質素な生活をしている人もお金の虚しさに気付いていることである。社会階層の両端で同様の思想を持っている。つまり、精神的な面では階層の上と下とはつながっている、リングになっているのかもしれない。
そのためネガティブな面を見れば、いくらお金を稼いでもこころに虚しさを抱えている人もいれば、反対に「貧すれば鈍する」の状態に陥ってしまっている人もいるのだろう。
ということは、身分階層に上も下もないのかもしれない。すべては円環の内に。金持ちも貧者も窮することがあれば、金持ちも貧者も幸福にいたることもある。まったくもって面白い。
投稿者 KATANA : 17:49 | コメント (0) | トラックバック
2006年06月26日
ジーコジャパンへの失望と怒りが収まらない間に、なんと次期代表監督の候補が発表された。
その人物とはオシム! 個人的に、日本代表の監督にもっとも相応しいと以前から思っていただけに、これは素直にうれしい。
日本のサッカーや選手をよく知り、監督としての経験も申し分ない。しかも旧ユーゴでW杯のベスト8まで行ったこともあるのだから、彼以上の適任者は他にいないだろう。
われわれはジーコジャパンの失敗から、「名選手、名監督にあらず」ということと、いくら日本のサッカーを熟知していても監督としての実績がなければ駄目なんだということを学ばなければならない。
今度こそ、日本サッカー協会はいい選択をしたと思える。ジェフのサッカーを見ていると、あれこそが日本人にもっとも合ったスタイルではないかと思える。
よく走り、パスをつなぎ、人数をかけてゴールを奪う。ジーコジャパンではたまにしかできなかったことを継続的にやれるようになれば、必ず未来は開けてくるはずだ。
しかもオシム監督は旧ユーゴ時代に、民族的に難しいところを周囲から不満の出ないような形でうまく選手選考も行っている。きっと日本代表でも、偏りのない選出をやってくれるだろう。
問題はジェフの側がどうなるかということだろうか。ただ、少なくとも今シーズンは兼任という形でも十分なはず。オーストラリア代表監督のヒディングとは違い、代表もクラブも両方とも日本のチームなのだから。
本当に、現時点ですでにわくわくしてきた。オシムの走るサッカーを、いい選手をピックアップしてやれる代表チームで実現したらどうなるのか。その時こそが、世界を真に驚かせるときかもしれない。
投稿者 KATANA : 17:47 | コメント (0) | トラックバック
2006年06月25日

正直、ブラジル戦はほとんど語るべきところはない。大敗したからではなく、いつもとまったく同じパターンだったからだ。
序盤から相手に圧倒されていたが、ぎりぎりのところでなんとかしのいでいた。そんな中、いいパス回しから玉田が抜け出して先制ゴールを決めたところまではよかった。
しかし前半のラスト、守備陣が全員ボールウォッチャーになってマークがずれ、あっさりと同点にされてしまう。おそらく、これで気持ちが切れてしまったのだと思う。
後半は相手のショータイムだった。日本は中途半端な守備をしているだけだから、ブラジルの速いパス回しを止めることができない。プレスもあまく、そもそも攻撃でも守備でも運動量が乏しすぎた。
川口のファインセーブも今となっては虚しい。ゴールキーパーがあれだけ目立っている時点で、すでに守備陣の崩壊を象徴していた。
ジーコ監督も、相変わらず単に選手を入れ替えるだけでほとんど策らしい策が見られなかった。
しかし、いずれも以前からずっと抱えてきた日本代表の問題だ。嫌みではなく、今さら驚くに値しない。
確かに、ブラジル戦はジーコジャパンの集大成だったのだ。いい面も悪い面も、そのほとんどが集約されていた。
唯一の希望は最初の美しいゴールと、試合後の選手たちの涙だろうか。
個人的に、本当にジーコ監督とその仲間たちにはいろいろなことを考えさせられた。今はまだまとまっていないが、少しずつ『ジーコジャパンとは何だったのか』を考察していきたい。
投稿者 KATANA : 15:28 | コメント (0) | トラックバック
2006年06月24日
現在、コンテンツ・プロバイダーやサービス・プロバイダーで著作権と無縁でいられる存在はないかもしれない。昨今注目を集めているYouTubeも、著作権がらみの問題にさっそく巻き込まれている。
このYouTube、一昔前だったらあっという間に大企業など大手の著作権者の側から裁判所へ訴えられていただろう。Napsterしかり、MP3.comしかりである。
しかし少なくとも今のところ、YouTubeをすぐに訴えようとする気配はない。これは、新技術・新サービスを敵視するのではなく、それらを利用する方向へアメリカの経済界がシフトしたためだと考えられる。
提訴したところでまた新たなサービスが登場するか、もしくは対象がアンダーグラウンドな世界へ潜り込んでしまうかのどちらかである。それに現実問題として、訴訟にかかる金銭・時間などの総体的なコストもばかにならない。
そこで、どうせならそれを取り込んでしまえという考え方は、いかにもアメリカらしいものである。もともと現在の経済は、技術革新をベースにして発展している側面が強い。それを否定することは、経済的な停滞にまでつながりかねないのだ。
ひるがえって、日本はどうだろうか。残念なことに大企業を主体として、未だに新技術や新サービスを敵視する傾向が根強い。これは、技術立国である日本にとっては死活問題にもなりかねないことだ。それにもかかわらず、“大手の”著作権者の側は目先のことにとらわれすぎてしまう。
こうしたことは国民性の違いもさることながら、おそらくアメリカに対して現状認識が遅れているせいもあるだろう。現実のひとつひとつの事象を見れば、おのずと新しいものへの攻撃は意味がないどころかデメリットばかりだということに気付けるはずだ。それができないのは、決断力のなさと現状把握のあまさが原因である。
著作権はたしかに守られるべきだ。しかし、けっして絶対不可侵の神聖なものというわけでもない。政府は「知財立国」を目指すというが、それが知的財産へのいたずらな傾倒に堕するかぎり、現状からの悪化はあっても発展はないであろう。
これまでは、知財権の強化がひとつの流れであった。これからは、そこから一歩進んで知財権と現実のほかの要素とのバランス取りが問われている。
投稿者 KATANA : 16:00 | コメント (1) | トラックバック
2006年06月23日
W杯の話題にはしばらく触れたくない(苦笑)。正直、ジーコジャパンからはいろいろなことを考えさせられたから、まだその整理がついていないのだ。
それはともかく、今日はYouTubeのサーバがまた落ちたということを話題にしようかと思っていたのだが、先ほどアクセスしてみたら正常に動いていた。
そのトップページでたまたま見つけたterra naomiというアーティストのビデオが(というか曲が)、非常によかった。
メロディアスな曲で、とにかく耳に心地いいというか印象に残っている。
YouTubeに自宅で撮影したビデオを投稿しているから、アマチュアなのかな? まあ、インディーズだとしても結構レベルが高いのではないだろうか。
正直、偶然にこういったアーティストと出会うことになるとは思っていなかった。これこそがネットの醍醐味だが、YouTubeのパワーでもある。
本当は今回、YouTubeを著作権問題で突っついてやろうと思っていたのだが、かえってその力をまざまざと見せつけられてしまった思いだ。
まあ、いろいろと問題をはらんでることは事実だけど(笑)。
# それにしても、terra naomiってどういう名前なんだろう? 寺 直美じゃあるまいしw たぶん、地球を表わすterraに女性名のnaomiを付けたんだと思うけど。
投稿者 KATANA : 18:11 | コメント (0) | トラックバック
2006年06月22日
気がつけば、もう決戦の日だ。今日の深夜(明日の早朝)、ジーコジャパンの命運を決める試合がはじまる。
先日のエントリーでは気持ちの面を協調したが、やはり戦術、特にフォーメーションをどうするのかが気になるところだ。
日本が決勝トーナメントに進出するには、とにもかくにも最低2点以上とらなければならない、あのブラジル相手に。
となると、攻撃的な布陣も予想されるがどうなるのだろうか。
個人的には、3トップ気味に臨んでもらいたい。三都主を前に上げ、1stアタッカーを巻に、そして右に大黒を配置する。
ただ、こうすると中盤の構成が問題になる。そこで、ここも思いきって今までと違った形にしてみてはどうだろうか。
今大会、中盤で唯一好調を維持している中田英を前に上げ、空いたボランチのポジションにクロアチア戦でそこそこよかった稲本を入れる。そして、左サイドバックは守備面でも一定の計算ができる中田浩に任せるのだ。
ボランチにプレイメーカーを入れたいところだが、3トップで行くならどう考えても中盤の守備はきつくなる。遠藤はいいと思うが、小野では厳しいだろう。
ただ、ジーコジャパンではこうした布陣をまるで試してこなかったから、どうしたところでぶっつけ本番になってしまう。しかも前日にフォーメーション練習をしなかったことを考えると、おそらくは4-4-2のままなのだろう。
それでも、さすがのジーコもFWは代えてくると思われる。とはいえ、中村だけは仮にいくら不調でも使いつづけるだろう。
ここまで2試合とも、結果も内容もともなっていないのだからドラスティックな変化を期待したいところだが、おそらく以下のような布陣になるだろう。
玉田 高原
中村 小笠原
稲本 中田英
三都主 中澤 坪井 加地
高原は、ジーコにとって聖域であるような気がする。また玉田もお気に入りだから、先発かどうかはともかく必ず起用するだろう。
どうもジーコ監督の頭には、あのコンフェデ杯でのイメージが相当に強いらしい。だから、今回も似たような布陣で行くはずだ。あのときと同じやり方がまた通用するとは限らないのだが。
不安は、左サイドの守備にもある。今まで以上に攻撃的になった三都主の裏のスペースを、相手のシシーニョやカカーに使われたらどうなるか……。想像するとぞっとするが、もはや攻めるしかないのだ。
個人的には、途中出場の可能性が高い巻に期待したい。彼が1点でも取ってくれれば、それが次の日本代表につながるような気がする。
ともかく勝て! グループリーグ突破はその次の話なのだから。
投稿者 KATANA : 13:32 | コメント (0) | トラックバック
2006年06月21日
文字どおり崖っぷちに立たされたジーコジャパン。というより、もはや半分落ちかかっていると考えたほうがいい。
戦術うんぬんも大切だが、それ以上に選手にはがむしゃらに戦ってほしい。
W杯に入ってから、どうも選手たちから覇気が感じられない。メンバーを固定し、チーム内の競争がなかった弊害だと言ってしまえばそれまでだが、選手たちには代表になれなかった他の選手たちの分まで死ぬ気でがんばってもらいたいのだが。
暑い? 疲れる? それはわかる。しかし、相手も同じコンディションで戦っているのであり、弱音を吐いたところで状況が好転するわけでもない。
やはり、何事も気持ちが大切だ。どんなにテクニックがあっても、闘争心が欠けているのなら結果はともなわないだろう。
だから、最終的にどうなろうとも選手たちには“戦って”ほしい。そのためには、監督もなりふり構わずにやるべきだ。
メンバーがかなり固定されていることからもわかるように、ジーコは一度これだと決めた形はよほどのことないかぎり変えようとしない。
中でも中村・中田英はジーコにとっての“聖域”といってもよく、二人がどんなに酷かろうとけっして途中交代しようとしない。
たとえば今大会、中田英はがんばっているものの中村は絶不調だ。それもそのはず、大会前に風邪を引いてしまい、クロアチア戦の前には39度もの熱があったのだ。
当たり前のように、いつもの華麗なプレイは見る影もなかった。しかし、ジーコは絶対に代えようとしない。
これを「中村のことを信頼しているから」といえば聞こえはいいだろう。しかし、いくらなんでも偏りがありすぎることは否めない。
だから、せめて最後の最後はジーコ監督にも、聖域を取っ払ったがむしゃらさを見せてほしい。点のとれないFWをかわいがり続けるのはやめてほしい。コンディションの悪いMFは使わないでほしい。
お願いだから聖域を解除してくれ、ジーコ!
投稿者 KATANA : 16:48 | コメント (0) | トラックバック
2006年06月20日
かつて、あのベッケンバウアーは「強い者が勝つのではない。勝った者が強いのだ」と言ったが、今回のW杯はその定式が当てはまらなくなりつつある。
ここまで好調なチームを見てみると、どこも戦術がしっかりとしているのがわかる。一昔前だと、ひとりのスーパースターがいるところや圧倒的なフィジカル能力に長けたチームが、戦術はずさんでも勝ち残っていくケースがまま見られた。
しかし今大会は、アフリカ勢が苦しんでいることが象徴しているように、戦術・システム面が整っていないチームは結果がともなっていない。アジアでも、イラン、サウジアラビア、そして日本にはその傾向がある。
反対にエクアドルやトリニダードトバゴは、突出した選手はいないものの組織的な動きによって大健闘を見せている。上記のアジア・アフリカ勢とは対象的だ。
やはり、組織ができていて当たり前という現代サッカーのシーンでは、選手に好きなようにプレイさせるだけでは限界があるということだろう。だからこそ、チーム間の格差が狭まってきたとも言える。ずば抜けた能力をもつ選手がいなくても、チームとしてまとまればきちんとしたゲームができるからだ。
その点、ブラジルが2連勝したものの内容に乏しいのは、この辺のことが関係しているのかもしれない。スーパースターがずらりと揃った布陣だが、もしかしたら意外なところでこけてしまうことも考えられる。
組織の弱いチームはこれからは勝てない。W杯をここまで見てきただけでも、それを実感することができた。
投稿者 KATANA : 19:55 | コメント (0) | トラックバック
2006年06月19日
0-0という結果は奇跡である。
そう言いたくなるほど、内容的にはクロアチアに圧倒されることになってしまった。苦しい展開は予想していたものの、 まさかあそこまで攻め立てられるとは思ってもみなかった。
また例によって、この試合のポイントをまずピックアップしてみよう。
- 左サイドの守備
- マークとプレスのあまさ
- 決定力不足
- ラストパスの精度
- ミスの多さ
- 中村・宮本の不調
- 監督の采配
1:サイドの守備
三都主と宮本のエリアをことごとく使われていた。といっても、 三都主が上がったときの裏のスペースを突かれるという毎度のパターンよりも、人はいるのにうまくディフェンスできなかったことが、 今日の日本代表の苦しさを物語っていた。
一方、日本の弱点をキックの精度の高いスルナで徹底的に攻めてきたクロアチアは、さすがといったところだろう。
2:マークとプレスのあまさ
では、なぜそうなってしまったかというと、この試合は全体的に守備の際にマークがずれ、 またプレスがかなり中途半端になってしまっていたからだ。プレスをかけきらないから結果として効果がなく、 好クロスをバンバン入れられることになってしまった。
また1対1の場面だけでなく複数で相手選手を囲むときのタイミングとプレッシングも中途半端で、 まるで高校サッカーのようにフィジカルの強い選手に押されて、ずるずるとラインが下がるということが起こってしまっていた。
この辺は、ジーコジャパンの組織力のなさがもろに出てしまっていたように思う。
3:決定力不足
柳沢、万歳! ということ。
4:ラストパスの精度
せっかく攻撃の形を組み立てても、クロスやスルーパスの精度があまりにも悪かった。前戦と同じく、 あまりにももったいない場面が多かった。
5:ミスの多さ
もう、ともかくミス・ミス・ミスのオンパレードだった。ひとつひとつを取り上げるのも馬鹿馬鹿しい。暑さが原因なのか、 それとも精神的なものなのかはわからないが、これでは勝てないというのが率直な感想だ。
6:中村・宮本の不調
やはり風邪の影響なのか、中村の調子があまりにもよくなかった。セルティックでの試合も含めて、 今シーズンで最悪の状態ではないだろうか。FK、パス、シュート、ドリブルなどのすべてが悪く、好調時の中村の姿は見る影もなかった。
また不調というわけではないだろうが、宮本の1対1での弱さがはっきりと出てしまっていた。PKを与えた場面も言わずもがなだが、 それ以外にも宮本が原因の危険なシーンがいくつもあった。
彼には悪いが、次の試合が出場停止なのはかえってチームにとってプラスになるかもしれない。
7:監督の采配
やはり、これを挙げねばなるまい。後半の頭から福西にかえて稲本を投入したのは、珍しく積極的ないい采配だった。
しかし、その後がいけない。点を取るために単純にFWを入れ替えるだけというのでは、あまりにも芸がないだろう。 中盤できつくてパスが繋げなくなっていたのだから、もう少し工夫がほしかった。
【最後に】
勝たなければならない試合で引分けてしまった。しかも、スコアレスドロー。得失点差だけでなく、総得点でも苦しい。
これで事実上、グループリーグ突破は極めて難しくなった。あえてポジティブに考えたいが、最後がよりにもよってブラジル戦。 場合によっては、あえていろいろな選手に出場の機会を与えるというのもアリではないだろうか。
もちろん、最後まであきらめずに戦うのが前提だが。
投稿者 KATANA : 16:55 | コメント (0) | トラックバック
2006年06月18日

いよいよ数時間後に日本代表の運命を決めるW杯第2戦がはじまる。
もうここまで来たら、細かいことはグダグダ言わないことにしよう。ただひとつ願うことがあるとすれば、やはり“戦う気持ち”を前面に出してほしいことだろうか。
初戦は残念ながら、勝利への執念というか必死さといったものが見ている側にまるで伝わってこなかった。
戦術やコンディションうんぬん以前に、勝負ごとでは何よりもまず気持ちで負けないことが大切だ。どんなに技術が素晴らしくとも、戦う意志や集中力が弱くては話にならない。
正直、クロアチア戦が厳しいことはもう誰でもわかっている。そして、だからこそ選手たちには最終的にどういう結果になろうとも必死に1プレイ1プレイをこなしていってほしい。
それは、監督にもいえる。オーストラリア戦はどうも、消極的な部分が見え隠れしていた。中村や中田英を特別扱いするのではなく、彼らの動きが悪ければ思いきって変えるだけの勝ちへの執念を采配でも見せてほしいところだ。
泣いても笑っても、このクロアチア戦ですべてが決する。今はブラジルのことは考えずに、ただひたすら目の前の敵を倒すことに集中してもらいたい。
投稿者 KATANA : 18:01 | コメント (0) | トラックバック
2006年06月16日
終わったことを後悔しても仕方がない。次のクロアチア戦に向けて準備をするべきだろう。
ただ、フォーメーションを3-5-2で行くのか4-4-2で行くのかは悩むところだ。3バックで守備的に戦っても守りきれないことが、前回の試合ではっきりとしてしまった。
しかも、次戦だけは絶対に勝たなければならない。つまり点を取らなければならないわけで、攻撃的に戦う必要がある。
そこで、次の試合では4-4-2のフォーメーションで臨むことを提案したい。オーストラリア戦で敗れた要因のひとつに、守備的になりすぎたせいで攻撃もうまくいかず、いたずらにスタミナを消耗してしまったことが挙げられる。
だから、いっそのこと攻撃的な布陣で戦い、自分たちのポゼッションを高め、それによって守備のリスクを減らし、なおかつ攻撃のリズムを作っていったほうがいいのではないだろうか。
相手のクロアチアの攻撃陣はオーストラリア以上で、しかも高さもある。引いて守ってなんとかなる相手だとは思えない。
あと、前線でのターゲットマンを置く必要があるだろう。オーストラリア戦ではまったく楔のパスが入らなかったし、前のほうでボールをキープすることもできなかった。
これは、中村の不調とFW陣が本来のポジションから離れすぎたことが原因だ。そこで、思いきって前線に巻を入れたらどうだろうか。
巻は中田英に反論するほど、中央で勝負することにこだわりがある。それにクラブでもポストプレイがきちんとできているから、少なくとも高原や柳沢より期待できるはずだ
そして、できればコンディションのいい大黒を試合の頭から使ってほしい。また、中田英-福西のボランチがリスキーすぎることははっきりとしたから、思いきってどちらかをもう少し守備のできる選手に変えたほうがいい。
巻 大黒
中村 中田英
福西 遠藤
三都主 中澤 宮本 加地
さらに、問題は中村だ。オーストラリア戦では、かなり早い時間帯から疲れを見せていた。ジーコ監督には聖域をつくらずに、臨機応変に対応してもらいたい。
本当の“絶対に負けられない戦い”が近づいてきた。選手の頑張りはもちろんだが、監督の采配にも注目したい。
投稿者 KATANA : 16:35 | コメント (0) | トラックバック
2006年06月15日
W杯、日本対オーストラリア戦は考えうるかぎり最悪の結果となってしまった。
この試合、日本はあまりにも多くの悪い面が出てしまったように思う。わかりやすくするために、まずは主要な点をピックアップしてみた。
- 決定力不足
- ラストパスの悪さ
- シュート意識の稀薄さ
- 中盤の守備
- コンセンサスの欠如
- 戦術のミス
- 采配ミス
- 調整ミス
ざっと考えてみただけでも、これだけのものがある。1と2は説明するまでもないことなので、3から触れていこう。
3:シュート意識の稀薄さ
これも言わずもがなだが、中でも最も気になったのはミドルシュートの少なさだ。打てる場面自体が少なかったのは事実だが、 それにしても物足りなかった。
今大会、新型ボールの影響なのか見事なミドルが決まるシーンが多い。ドイツしかり、イタリアしかり、チェコしかりだ。
だから、日本の試合でもミドルシュートがキーになると思っていたが、あまりにも数が少なかった。というより、打つ気配すらしない。 これが決定力不足につながったことは否めないだろう。
4:中盤の守備
それなりにうまくいっていた面もあったが、ディフェンスラインの前のエリア、つまりバイタルエリアでの守備に荒さが目立った。
前半から二列目から飛び出してくる選手をつかまえきれずたびたびピンチを迎えていたが、失点後、 さらにそれがひどくなってしまった。
あの雑な中盤での連係やプレスを見るかぎり、3失点は妥当なものではないだろうか。
5:コンセンサスの欠如
これも大きな問題。以前から中田英など攻撃を重視したい選手と、守備を固めたい選手のあいだで意見の不一致があったが、 それが土壇場で出てしまった。
特に失点後、さらに点を取りにいこうとする中盤の選手と守りでいっぱいいっぱいの最終ラインとの間に広大なスペースができてしまい、 結果的にそれが2失点・3失点目につながってしまった。
ここまで来てチームとしての意思疎通ができなかったとは……情けない。
6:戦術のミス
守備固めからのカウンターという狙いは悪くなかった。しかし、いくらなんでも守備的にすぎ、相手に攻めまくられたことで、 前半だけでかなりの体力を消耗してしまったように思う。
しかも、攻撃がまったくうまくいかず、パスがつながらない、キープできないという苦境に陥ってしまった。
7:采配ミス
劣勢に立たされた際に、監督がどうしたいのかという意志がまるで伝わってこなかった。
それを象徴するのが小野の投入。おそらく中盤を厚くしてボールをきちんとキープしたかったのだろうが、そもそも中盤のセンターを小野・ 中村・中田英・福西のチョイスで試したことはまったくなかったはず。行き当たりばったりの感が否めない。
また、あれだけ選手が消耗していたにもかかわらず、けっきょく最後まで交代のカードを1枚残してしまった。いったい、 ジーコはあの時どうしたかったのか。それはもう、本人にしかわからない。
8:調整ミス
思えば、田中誠の負傷離脱から始まっていた。しかも、後半の早い段階で代役の坪井が両足をつるという異常事態。最終ラインまで、宮本・ 中澤・茂庭という試したことのない布陣で臨むしかなくなってしまった。
さらに、チーム全体が後半の15分くらいから早くも足が止まるようになってしまっていた。 ここまで疲れ果てたジーコジャパンは今まで見たことがない。
前半、ほとんど給水をとる選手がいなかったことも不可解だ。今大会のほかの試合を見れば、嫌でも暑さがきついことがわかったはず。 フィジカルコーチは何をしていたのだろうか。
また、足を故障した選手が多いのは、一部ではシュート練習をしすぎたためではないかと指摘されている。もしそれが本当なら、 アマチュア以下の管理能力のなさである。大事な大会の前に練習のしすぎでコンディションを崩すなんて、高校サッカーでも考えられない。
そういえば、ジーコジャパンは前半飛ばしすぎたせいで後半別のチームになってしまうという試合がよくあった。 プロなのにペース配分さえできないなんて……呆れて何も言えない。
【最後に】
これでグループリーグ突破は事実上かなり厳しくなった。この試合を見て感じたのは、 やはり多くの問題点を抱えたままのチームが勝てるほどW杯はあまくないということ。
正直、次の試合は守備面でも攻撃面でも苦しみそうだが、ともかく選手には顔を上げて頑張ってほしい。われわれサポーターは、 たとえ決勝トーナメントへ行けなくとも次につながる“何か”を期待している。
投稿者 KATANA : 12:32 | コメント (0) | トラックバック
2006年06月11日
ついにW杯が開幕した(今さらですが……)。最初のゲームは4-2でドイツがコスタリカに勝利。しかし、いろいろな面で問題点が出てしまった。
まず、ディフェンスが不安定すぎる。安易にラインを押し上げるわりには、中盤でのプレスが効かない。これでは、裏をとられるリスクを高めてしまうだけだ。
実際、それで2失点したわけだが、後ろへ飛び出す選手を誰もつかまえられないわ、ラインコントロールはずさんだわ、とにかくかつてW杯を三度制して栄華を誇ったドイツの姿はもうない。
ただし、攻撃面ではいい意味でドイツらしくない戦いができていたと思う。きれいにパスをつなぎ、ゴール前では各選手のひらめきによってフィニッシュまで持っていく。4得点はほとんどすべて、フロックではない素晴らしい形をつくった上でのゴールだった。
そして、ミドルシュートの精度は最高級だった。ほとんど枠内かその近くに飛び、2ゴールがそこから生まれたことからも、これは今回のドイツにとって大きな武器になるだろう。
話はそれるが、日本代表はこれを見習ってほしい。引いた相手を倒すには、ミドルシュートはかなり有効な手段だ。しかし、日本の選手はいかんせん精度が低すぎる。しかも、ミドルを撃つという意識自体が低いのはなんとも不安なところだ。
戻って、ドイツは攻撃面ではそれほど心配はないだろう。クローゼの調子はよく、攻撃の軸となるシュバインシュタイガーとポドルスキーの動きも切れていた。
ただし、バラックの怪我がどうしても気になる。開幕戦は相手のコスタリカがひどかった面もあって助けられたが、今度はどうなるかわからない。
もし日本戦のときのように攻めあぐねてカウンターをくらうようだと、意外にグループリーグでも苦戦するかもしれない。いい意味でも悪い意味でも、今後のドイツに注目したい。
投稿者 KATANA : 23:55 | コメント (0) | トラックバック
2006年06月10日
いやはや、いろいろあって更新が滞ってしまった。
というのも、突然自分のサイトにアクセスできなくなってしまったから。OSの設定はもちろん、アンチウイルスソフト、パーソナルファイアーウォール、ルーターなどの設定はすべてチェックしたのだが、問題点はなし。
よくよく調べてみると、自分のサイトどころかそれのあるサーバ自体にアクセスできない。だから、自身のサイトの設定を確認することさえできなくなってしまった。しかし、なぜかFTPではつなげる……。
というわけで、どうやらHTTPでアクセスしようとするとサーバ側からキックされているらしいことがわかった。サーバの管理者に問い合わせると、数日経ってからなぜかアクセス拒否リストにこちらのIPが入ってしまっていたとのことだった。
レンタルサーバ・サービスで、よりによってユーザーのIPをキックしてしまうというのは致命的すぎるミスだと思うのだが……。
Movable Typeでコメントを投稿した直後からおかしくなったから、どうもそのときに何かが起きてデータベースに不正アクセスしたと見なされてしまったのだろうか。管理者の側がぜんぜん説明してくれなかったので原因ははっきりとしないが、それにしても不愉快な思いをさせられた。
使用しているサービスはXreaのもの。ここは比較的ユーザーの側の自由度は高いが、どうも運営やサポートの面で物足りなさがある。やはり、安定したサービスを求めるならロリポップのほうがいいのではないだろうか。
ただ、正直に言うと更新が止まっていた理由はそれだけではない。実は今、あるものを書いていてそれに集中しているところなのだ。近いうちにそれを発表できればと思う。
# いま調べてみたら、Xreaサーバのスパム機能が原因だったと発覚。こっちはサポセンに連絡しているくらいなんだから、それくらい説明しろよ……。
それにしても、スパム対策の難しさを思い知らされる。誤検知は正規ユーザーにとって痛いんだよなぁ。



