2006年05月08日
サッカーのオフサイドについてちょっと気になることがあったので、今回はそれについて。
この競技のなかで唯一わかりにくいといわれるオフサイドのルールも、最近ではだいぶ一般に浸透してきたように思う。
簡単に説明すると、敵陣で攻撃側の選手が守備側の選手の二人目より手前にいないと、
そこに味方からパスが出された場合に反則をとられ、相手に間接フリーキックが与えられるというものだ。
左の図では黄色の線がオフサイドラインということになり、攻撃側の赤の選手はオフサイドポジションにはいない。
しかし、勘違いが多いのはオフサイドラインの位置を「ゴールキーパー+1」だと考えていることだ。 GKが後ろに残っていることが大半だから完全な間違いではないのだが、これだとおかしくなる場面が出てくる。
たとえば、先の図で■で示されたアイコンをGKだとすると、オフサイドラインの位置がわからなくなってしまう。しかも、
GKにスイーパー的な役割が求められている現代では、実際にあり得ることだし、
またセットプレイなどの混戦ではGKがDFより前へ出ることはよくある。だから気をつけなければならないのは、
オフサイドのルールはあくまで「敵側の選手が二人」であって、それがGKかフィールドプレイヤーかは関係がない。
もうひとつ、勘違いというより知らない人が多いのが、オフサイドは敵陣にいるときに取られるということ。だから、 右の図のように相手側がディフェンスラインを極端に押し上げたとき、黄色の線がオフサイドラインのように思えるが、 実際は中央のハーフウェイラインまではオフサイドポジションにならない。
プロの試合ではほとんど有り得ないことだが、 草サッカーなどを見ているとこの状況でも間違えてオフサイドを取ってしまっていることが散見される。
それはさておき、オフサイドにはこうした意外な規定もあるために、
左下の図のような場合には敵陣に相手が一人しかいないから、
攻撃側の選手は味方からパスを受けたかったらハーフウェイラインの内側、つまり自陣まで戻らなければならない。
だから相手の守備がいくら手薄でも、実質的には攻撃側は敵陣に入ることができないのだ。 終盤に思いきってGKが上がることができるのは、このオフサイドのルールがあるからこそとも言える。
意外なオフサイドの側面。こうした点からサッカーを考えるのも面白い。
投稿者 KATANA : 2006年05月08日 09:48
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