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2006年05月06日

井出はサードドライバーにもなれず

 井出のドライバーズシート喪失は日本のファンを大きく失望させ、スーパーアグリへの不信感を強めることになったが、それをさらに助長するようなことがまた起きた。

 てっきり、井出はセカンドドライバーからサードドライバーへ降格されたものと誰もが思っていただろう。しかし、実際には「テストドライバー」になるだけであって、つまりグランプリのフリー走行にさえ出られないことになってしまったのだ。

 いったい、スーパーアグリというチームは何がしたいのだろう? ただでさえ急遽ドライバーを変えたことにヨーロッパのメディアでさえ一部は首を傾げているというのに、それに拍車をかけるようなことをするとは……。「オールジャパン」が聞いて呆れる。日本人選手にF1への道を切り開くことがひとつの使命ではなかったのか。

 この点、チームはもちろんだが亜久里代表の対応にも疑問が残る。メディアの取材に対して、井出が「かわいそう」という言葉を連呼していたが、本当にそう思うなら自身が先頭に立って彼を擁護すべきではなかったのか。それとも、チームに対してそれができるだけの統率力が現在の彼にはないのだろうか。

 私自身、これまでスーパーアグリというチームをかなり好意的に見ていたものの、今回の一件で一気に不信感が増してしまった。現場ではやむにやまれぬ事情があったのかもしれないが、ならばそれを少しでも説明してほしかった。

 いずれにせよ、井出だけはこれからも素直に応援しつづけたいと思う。この悔しさを忘れなければ、必ず這い上がってこれるはずだ。

投稿者 KATANA : 2006年05月06日 19:18

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