2006年04月28日
ロナウジーニョが台頭するまでは間違いなく世界最高のクラッキだったジダンが、ついに引退することになった。
サッカー界の柱が失われることが寂しいと同時に、ほかの何よりも彼の華麗なプレイが見られなくなることが残念でならない。
ただ、終わりの時はいつか必ず訪れるもの。ジダンの場合も、その時がついに来たというだけなのかもしれない。
よく選手が引退する際に、それを惜しむ声が聞かれる。場合によっては、もっとやるべきだと相手を諫めるような言い方をする人さえいる。
もちろん、それもひとつの考え方ではあると思う。少しでもまだやれるのなら、ボロボロになるまでとことんやるというのも“あり”だろう。
しかし、引退というのは選手生活の終わりではあっても、別の新たなことの始まりでもある。たとえば、引退した選手が今度は新人監督として歩みはじめるように。
だから引き際をまちがえると、新しいスタートに失敗することになってしまうのだ。「引き際が大切」と多方面でよく言われるのは、ここに理由がある。
その点、ジダンは自身の見極めがよくできていると思う。今シーズン、調子に波があることは事実だが、まだまだ第一線でプレイできるほどの実力はある。それでも引退を決意したのは、ひとつの終わりからひとつの始まりへという大切な流れを、薄々感じていたからではないだろうか。
ジダンなら、今後どんな道を進んでいっても必ずやっていけるだろう。己の分をわきまえる謙虚さを備えている彼からは、いろいろと学ぶべきことが多い。
投稿者 KATANA : 2006年04月28日 11:10
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