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2006年04月20日

新庄、引退へ
大リーガー「新庄剛志」の育て方―子育ては“木育て”
 新庄もついに引退か……。

 突然の報告には正直かなり驚かされたが、彼らしいといえばらしい。

 結果的にその引退宣言をすることになった試合で2アーチ、しかも内1本は満塁弾とはこれ以上ないド派手なパフォーマンスだ。さらに、次の試合で注目のなか3ランも放っている。2試合で8打点。すごすぎる。

 それにしても、今の新庄からは覚悟を決めた人間の“凄味”を強烈に感じる。人間の精神のパワーはすさまじいのだと、まざまざと見せつけられた思いだ。

 個人的に、新庄はどちらかというとプレイよりもそれ以外の部分で目立つという「選手らしくない選手」というイメージだったが、やっぱり彼はアスリートとしても一流だった。

 そして、感心させられたのが引き際のよさだ。ファイターズを北海道に根付かせることができ、自分の役割は終わった、と――。人間、なかなか自身の役割の終焉を見極められるものではない。それまで一生を捧げてきたことならばなおさらだ。

 それと同時に、常に若手のことを気づかっていたもすばらしいと思う。要するに、調子の悪い自分が若手の出場機会を奪ってしまうことに悩んでいたという。ただの目立ちたがり屋が、これだけのことをできるはずがない。

 周りが言うようにまだまだやれる気もするものの、気がつけば彼も34歳。寂しい部分もあるけれど、そろそろ潮時なのかもしれない。

 ただ新庄のことだから、日本のスポーツ界では珍しい引退撤回や、引退後の復帰もありえそうな予感もあるので、これからもいろいろと楽しみだ。

投稿者 KATANA : 2006年04月20日 16:47

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