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2006年01月10日

お見事! 野洲の魅せるサッカー

 全国高校サッカー選手権の決勝はすばらしい戦いになった。

 底力という面ではやはり鹿児島実業のほうが上だったと思うが、目を引いたのは野洲のほう。卓越したテクニックとパスをつなぐサッカーは見ていて飽きがこなかった。

 圧巻だったのは延長に入ってから決めた決勝点。サイドへの速い展開から中央へいったん折り返し、相手のDFを引きつけてサイドのスペースが空いたところへスルーパス。最後はセオリーどおりの低く速いクロスを上げて勝負あった。

 対する鹿実もフィジカルのチームといわれながら、なかなかどうして基礎的なテクニックはすばらしいものがあった。

 ただ、両チームともに決定機が数多くあったにもかかわらず、決めきれない場面がかなりあったように思う。“決定力不足”という日本サッカーの病がこの世代ですでに出てしまっている感じだ。

 いずれにせよ、野洲のような魅せるサッカーをするチームが頂点に立った意義は大きい。こういうスタイルが定着すれば――と思うのだが、本来ならばユース世代の育成はテクニック重視が当たり前のはずだ。フィジカルや戦術眼など、20代後半になってからでも十分に鍛えられる。野洲のサッカーが珍しいということ自体が、日本の若年層育成における欠陥を如実に示している。

 今回の野洲のサッカーから、他の指導者たちは改めて育成について見直してほしいと強く思う。

投稿者 KATANA : 15:06 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月09日

Xbox 360はどうなのか

 Xbox 360は、米国では好調のようだがいろいろ気になる点もあるようだ。

 まず、本体の排熱処理に問題があるらしい。アメリカのCES 2006では、冷却用の機器がいくつか発表されている。もし、本当に夏場の暑い時期に外付けの冷却装置が必要なほどならば、これはけっこう大きな欠点だ。まだ寒い現時点でも熱暴走が原因と思われる不具合が出ているのが、なんとも気になるところではある。

 それに加えて、外付けのHD DVDドライブが発表されてしまった。おそらく将来的には、これが内蔵されるようになるだろう。それなりに買い控えの起こりそうな気配がする。

 いずれにせよ、少なくとも日本ではソフトラインナップしだい。前世代機と似たような状態では、いくら本体の性能がよくてもユーザーに受け入れられることはない。これからどれだけ充実させられるか注目したいが……正直なところ不安がある。

投稿者 KATANA : 13:57 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月08日

WBCへの出場と辞退

 ワールドベースボールクラシックの参加メンバーから、松井秀喜に続いて井口までもが離脱することになった。

 WBCはただの世界大会というだけではなく、野球そのものの普及と球界全体の底上げという目的もある。特に野球人気の低下に苦しむ日本では、大会を成功させてひとつの起爆剤としたいところだ。

 そうした中、日本で出場を辞退する選手が続出しているのは残念でならない。一昨年のゴタゴタのときも「自分はフィールドで頑張るだけ」と言っていた選手がいたが、通常時ならばともかく問題の起きているときに目の前のことしかやらないのは無責任以外の何ものでもない。

 今回のWBC出場に関しても、そういった責任感の稀薄さがところどころで感じられる。結局は、自分のことしか考えていない選手が多いということだろう。

 ただ、そういう選手を一方的に責めるつもりはない。各選手には出場を辞退する権利がもちろんあるし、彼らは自分のやるべきこと(=球団でプレイすること)はきちんとやっているのだから、胸を張っていればいいと思う。

 しかしこういう選手がいるだけに、出場を快諾したイチローや松坂のすばらしさが際立つ。われわれファンとしても、こうした選手たちをWBCだけでなく普段から応援したくなってくるというものだ。

 自分のことを優先する人間に何かを期待するほうが間違っている。少なくとも自分は、今のやる気のあるメンバーを応援したい。

投稿者 KATANA : 13:48 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月07日

高校サッカー、野洲vs多々良

 全国高校サッカー選手権、野洲対多々良学園の試合は1-0というスコア以上に見応えのある試合だった。

 基本的に、野洲のポゼッションサッカーと多々良の堅守からのカウンターという構図。特に野洲のパスワークとゴール前でのアイデアは圧巻だった。一方の多々良は押しまくられながらも耐えきり、いくつか見事なカウンターを仕掛けていた。

 ただ、野洲はパスワークの素晴らしさとは裏腹に決定力不足がかなり感じられた。そもそも枠に飛ぶシュート自体が少ない。中でもエースの青木はテクニックや動きはいいのだが、残念ながらFWとして最も重要な“ゴールセンス”があまり感じられないのが気になるところだ。これからJリーグ入りするのなら、今後は決定力を増す必要がある。それができなければ、日本特有の“点の取れないFW”の仲間入りをすることになってしまうだろう。

 いずれにせよ、結果重視の高校サッカー界においてテクニック重視のチームがファイナリストとなった意義は大きい。決勝でも思いきったサッカーをしてもらいたい。

投稿者 KATANA : 18:55 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月01日

正月と駅伝

 年明けの朝、起きてすぐにニューイヤー駅伝をテレビ観戦した。全体的にハイレベルな走りで、優勝したコニカミノルタは大会記録に迫る勢いだった。沿道のギャラリーも多く、非常に盛り上がった大会だったと思う。

 それを観ながらふと疑問に思ったのは、そもそもなぜ駅伝やマラソンの観戦の人気があるのかということ。野球のように激しいクロスプレイがあるわけでもなく、サッカーのようにファンタジックなプレイがあるわけでもない。ただ選手が走っているのを観るだけである。

 これは推測だが、おそらく日本人の心性にマッチしているためではないか。ただひたすら走る、一歩一歩確実に踏みしめて前へ進む、苦しくてもあきらめない――長距離走には日本人を引きつける要素があふれているのだ。

 それに、数十キロの頑張りが一瞬で失われてしまうというドラマもある。悲劇を好むことが多い日本人には、こうした場面も応えられないのだろう。

 今回のTBSの中継は実況や解説がうまく、また俳句というバラエティ要素もうまく取り込んでおり、テレビを観ていて飽きが来なかった。正月から縁起がいい。今年はトリノ五輪や野球のWBC、そしてサッカーのW杯がついに開催される。なかなか楽しめる一年になりそうだ。

投稿者 KATANA : 19:31 | コメント (0) | トラックバック